名護十字路近辺で見つけた植物
前回は安和公園だったが、今回は子どもと散歩がてら名護十字路近辺で植物探索。
前回↓
オカミズオジギソウ
| 沖縄語名 | 不明 |
| 和名 | オカミズオジギソウ |
触れると葉が閉じるオジギソウは昔(と言っても自分の人生の長さ程度なので、20~30年そこら前)はもう少しあちこちにあった気がするのだが、最近は見つけると「おっ」と思ってしまうくらい見かけなくなった。
無印のオジギソウのほうはピンク色のフワフワした可愛らしい花をつけるが、こちらは確か、咲いているときは黄色っぽい花だったのでオカミズオジギソウのほうだろう。どうやら陸に生える水オジギソウということらしい。
子どもに興味を持ってもらいやすい植物のひとつなので、「ほら、触ってごらん」と促してみたりしている。
(うちの子は慎重派なので、すすす・・・と葉が閉まっていくのを若干距離をとって見ている。笑)

カタバミ
| 沖縄語名 | めーはじちゃー(名護言葉:めーぱじきゃー?) |
| 和名 | カタバミ |
小さくて見過ごしがちだが、意識して目を向けてみるとそこかしこに生えていた。
沖縄語名の「めーはじちゃー」については、「身 弾ちゃー(身=実が弾けるもの)」が由来かなと思いググってみたが、どちらかというとよく似たムラサキカタバミ(沖縄語名:やふぁた)についての記述のほうが多く、あまり情報は得られなかった。(見た中では唯一、読谷村史のページに記述あり。読谷では「めんじちゃー」と呼ぶらしい。)今度、インターネットではなく図書館でちゃんと調べてみよう。何か情報があるかもしれない。

「葉を噛むとすっぱい」「実が弾ける」など、これまで知らなかった強めの個性がいくつかあるようなので、ひとつずつ試してみたい。

ダンドク
| 沖縄語名 | まなばんしょー(名護言葉:不明) |
| 和名 | ダンドク |
名護十字路に面した歩道に植えられていた。
沖縄語名の「まなばんしょー」は語源の想像がつかないが、ページによっては「まーらんばしょう」と記述しているものもあった。芭蕉(バナナ)のように長細い葉が⋯⋯はちょっと飛躍しすぎか。


アダン
| 沖縄語名 | あだに(名護言葉:不明) |
| 和名 | アダン |
先日、21世紀の森ビーチに生えているアダンの実を見た観光客が「見て見てー!パイナップル生えてる!」と言っているのを聞いた。仕方ない。自分も旅行先ではそれくらいの解像度だと思われる。
沖縄語名の「あだに」を見て、ふと名護市宇茂佐にある公園「あだね川公園」と、その由来の小字「安田根川原」が頭に浮かぶ。

その由来に植物と関係がある(と予想される)地名はよくある。沖縄地名の研究者・宮城真治によれば「久場」や「小橋川」は蒲葵の沖縄語名によるもので、「呉我」はサルナシの沖縄語名によるものらしい1。
『名護市の小字』の安田根川原の項には由来までは書かれていなかったが、もしかしたらアダンが周辺に生えていたのかもしれない。今度、字誌などに当たってみたい。

ヨモギ(ぷすばー)
| 沖縄語名 | ふーちばー(名護言葉:ぷすばー) |
| 和名 | ヨモギ |
本に載っているのと葉の形が違うが、全体的な特徴は一致している気がするので、たぶんそうだろう。
実はあまりヨモギを食べ慣れない(食べたことが無いわけではないが)。沖縄に生まれたからには、「ぷすばーは入れれば入れるほど美味しいんだ」とか言ってみたい。
名護市内で出会ったことはないが、沖縄そば屋でぷすばーがサービスとして置いてあるお店もあったと思う(那覇市松川「ゆうなみ」)ので、まずはそこからチャレンジだろうか。

次回や だー 歩っくがやー(どこを歩こうかな)。
- 宮城真治著『沖縄地名考』(名護市教育委員会、1988年)より ↩︎



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